拝み入る(読み)オガミイル

デジタル大辞泉 「拝み入る」の意味・読み・例文・類語

おがみ‐い・る〔をがみ‐〕【拝み入る】

[動ラ四]心をこめて祈願する。熱心に拝む。
「なほさらに手を引き放たず、―・りてをり」〈玉鬘

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「拝み入る」の意味・読み・例文・類語

おがみ‐い・るをがみ‥【拝入】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 心をこめて拝む。熱心に祈る。また、心から頼む。
    1. [初出の実例]「手を引きはなたずおがみ入てをり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)玉鬘)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android