拝賀(読み)はいが

精選版 日本国語大辞典 「拝賀」の意味・読み・例文・類語

はい‐が【拝賀】

〘名〙
目上の人に拝謁して祝いのことばを申し上げること。
続日本紀‐文武元年(697)閏一二月庚申「禁正月往来行拝賀之礼」 〔王融‐上北伐図疏〕
公家制度で、任官叙位の者が天皇・目上の者・神仏などに、そのよろこびと謝意を告げるために出向いて拝礼すること。慶賀
九暦‐九暦抄・天暦元年(947)九月一九日「依大臣慶菩提寺拝賀事」

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デジタル大辞泉 「拝賀」の意味・読み・例文・類語

はい‐が【拝賀】

[名](スル)
目上の人にお祝い言葉を述べること。 新年》
任官・叙位などのとき、朝廷・神仏などに礼を申し述べること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「拝賀」の読み・字形・画数・意味

【拝賀】はいが

お祝いを言上する。〔漢書、韓信伝〕信曰く、大王自ら料(はか)るに、悍仁彊なること、項王と孰與(いづ)れぞと。王默然たること良(やや)久しくして曰く、如(し)かざるなりと。信、再拜して賀して曰く、唯(ゐ)、信も亦た、大王如かずと以爲(おも)へり。

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