括り(読み)ククリ

デジタル大辞泉 「括り」の意味・読み・例文・類語

くくり【括り】

ひもなどでくくること。
複数のものを一つの範疇にまとめること。ひとまとめ。枠。「すべての事故業務上過失とする括りには無理がある」「生活習慣病という括りには入らない」
最後のまとめ。しめくくり。結末
「モノニタイテイ―ヲツケル」〈和英語林集成
袋の口をしばること。また、しばるひも。
「―ヲトク」〈和英語林集成
狩衣かりぎぬなどの袖口指貫さしぬきなどの裾口に通したひも。
くくり染め(絞り染め)にすること。
鳥獣などの翼や足などをくくって捕らえる仕掛け。わな。足緒あしお
「―をかけて鹿を捕りけるほどに」〈著聞集一六

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android