拮抗・頡頏(読み)きっこう

精選版 日本国語大辞典 「拮抗・頡頏」の意味・読み・例文・類語

きっ‐こう ‥カウ【拮抗・頡頏】

〘名〙 (「頡頏(けっこう)」の慣用読み)
① 鳥が飛び上り飛び下りること。〔音訓新聞字引(1876)〕
② (━する) 勢力能力がほぼ等しく、互いに対抗して優劣のないこと。
※山陽詩鈔(1833)三・仏郎王歌「所向無前血玄黄、独有鄂羅相頡頏」
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉八「外国と拮抗する事が出来んのである」 〔晉書‐文苑伝序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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