持合す(読み)モチアワス

デジタル大辞泉 「持合す」の意味・読み・例文・類語

もち‐あわ・す〔‐あはす〕【持(ち)合(わ)す】

[動サ五(四)]持ち合わせる」に同じ。「小銭を―・していない」
[動サ下二]もちあわせる」の文語形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「持合す」の意味・読み・例文・類語

もち‐あわ・す‥あはす【持合】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙もちあわせる(持合)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
    1. もちあわせる(持合)
      1. [初出の実例]「ひっ掛けておくくらゐの心得は十分持ちあはしてゐたのである」(出典:苦の世界(1918‐21)〈宇野浩二〉四)
    2. もちあわせる(持合)
      1. [初出の実例]「『コレ岸太夫さん持合したか一つ上やう』『コレへ有かたふござりやす』」(出典:洒落本・青楼楽美種(1775)茶屋のてい)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android