持明院保家(読み)じみょういん やすいえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「持明院保家」の解説

持明院保家 じみょういん-やすいえ

1167-1210 鎌倉時代の公卿(くぎょう)。
仁安(にんあん)2年生まれ。持明院基家の次男。母は平頼盛の娘。加賀守(かみ),紀伊(きいの)守,淡路(あわじの)守,右近衛(うこんえの)中将をへて建仁(けんにん)2年従三位となる。元久3年参議。左衛門督(かみ),検非違使(けびいし)別当をかね,承元(じょうげん)2年権(ごんの)中納言,3年従二位にすすむ。按察使(あぜち)となるが4年病気のため出家し,同年3月1日死去。44歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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