持籠(読み)もちごもり

精選版 日本国語大辞典 「持籠」の意味・読み・例文・類語

もち‐ごもり【持籠】

〘名〙 もちごもること。みごもること。
浮世草子本朝二十不孝(1686)三「是も懐妊して月をかさね、姉がごとく持籠(モチコモリ)にして果ける」

もち‐ごも・る【持籠】

〘他ラ四〙 胎児を腹に宿す。みごもる。妊娠する。
浄瑠璃傾城酒呑童子(1718)四「我子を持ごもって死ぬるを見捨て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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