持網(読み)もちあみ

精選版 日本国語大辞典 「持網」の意味・読み・例文・類語

もち‐あみ【持網】

〘名〙 四手網一種。大きな方形嚢状の網の四隅に竹を組み立て、網の三方と底を網でつくり、一方に糸を数条張り、魚がはいるとその糸に当たって感じるので、そのときひきあげて漁獲する。《季・夏》
山家集(12C後)下「見るも憂き鵜縄に逃ぐる魚類(いろくづ)を遁らかさでもしたむもちあみ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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