精選版 日本国語大辞典 「持越」の意味・読み・例文・類語
もち‐こし【持越】
〘名〙
① もちこすこと。残して次へ送ること。また、そのままの状態で次の時期、段階に移し送ること。また、そのもの。
※浄瑠璃・軍法富士見西行(1745)三「宵の口舌(くぜつ)の持越を、私等にひぞって見せるのか、好かんたらしいおかりんせ」
② 食べたものが消化しきれないで胃の中に残っていること。また、そのもの。
③ =もちこしざけ(持越酒)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報