持運(読み)もちはこび

精選版 日本国語大辞典 「持運」の意味・読み・例文・類語

もち‐はこび【持運】

〘名〙 もちはこぶこと。運搬
※滑稽本・風来六部集(1780)里のをだ巻評「近年提籃(さげぢう)と称するは、持はこびの手軽きよりいひはじめ」

もち‐はこ・ぶ【持運】

〘他バ五(四)〙 持って他へはこぶ。運搬する。
太平記(14C後)一四「京白川には、家をこぼちて堀に入れ、財宝を積で持運(モチハコ)ぶ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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