指寄(読み)さしより

精選版 日本国語大辞典 「指寄」の意味・読み・例文・類語

さし‐より【指寄】

[1] 〘名〙 はじめ。最初
風姿花伝(1400‐02頃)三「昼の申楽は後がよく、夜の申楽はさしよりよし」
[2] 〘副〙 さしあたり。はじめに。
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉一〇「差寄り望む所は、職務以外に何の束縛も受けぬ地位

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android