挙母(読み)コロモ

デジタル大辞泉 「挙母」の意味・読み・例文・類語

ころも【挙母】

愛知県豊田とよた市の旧称。→豊田

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精選版 日本国語大辞典 「挙母」の意味・読み・例文・類語

ころも【挙母】

  1. 愛知県豊田市の旧称。また、同市中央部の地名江戸時代城下町矢作(やはぎ)川の河港として栄えた。

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日本歴史地名大系 「挙母」の解説

挙母
ころも

矢作川西岸、高橋・久澄橋を中心に東西に広がる一帯挙母城下町をも包含する。「古事記」垂仁天皇条に、皇子大中津日子命は「許呂母別、高巣鹿之別」らの祖で、落別王は「小月山君、三川之衣君之祖」と記し、「許呂母」の名がみえる。ちなみに市域もり町に前方後円墳の八柱社やはしらしや古墳・井上第一号墳、河合町に豊田大塚古墳がある。

和名抄」所載賀茂郡内の古代郷に「挙母古呂毛」がある。貞治三年(一三六四)頃の上葺勧進帳(猿投神社文書)に「五百文 衣御所」とある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「挙母」の意味・わかりやすい解説

挙母
ころも

愛知県豊田市(とよたし)の旧称。旧挙母市。1959年(昭和34)に挙母市から豊田市に改称。古くは衣(ころも)、許呂母とも書いた。挙母藩2万石の城下町で、繊維の町から自動車の町へ転換した。現在も矢作(やはぎ)川西岸の町名に挙母の地名は残っている。挙母神社の挙母祭りの山車(だし)は県の有形民俗文化財となっている。

[編集部]

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百科事典マイペディア 「挙母」の意味・わかりやすい解説

挙母【ころも】

豊田(とよた)[市]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「挙母」の意味・わかりやすい解説

挙母
ころも

豊田市」のページをご覧ください。

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