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挨拶 【あいさつ】

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大辞林 第三版の解説

あいさつ【挨拶】
 
( 名 ) スル
人と人とが出会ったときや,別れるときに交わす儀礼的な動作や言葉。また,その言葉を述べること。相手に敬意・親愛の意を示す行為で,対人関係を円満にし,社会生活を円滑にする。 「初対面の人と-する」 「時候の-」 「 -を返す」
公の席や舞台などで,大勢の人に向かって祝いやお礼などの気持ちを述べる言葉。 「披露宴で-する」 「就任の-」
受け答え。応対。返答。 「手紙をやったのに何の-もない」 「あのようにけんもほろろでは-のしようもない」
儀礼的な通知。 「 -状」
(「御挨拶」の形で)あきれた言いざま。 「これはとんだご-だ」 → ごあいさつ
「仕返し」をいう不良仲間の隠語。 「あとで-に行くからな」
禅宗で,門下の僧と問答をして悟りの程度を知ること。
二人の仲。交際。関係。 「二郎兵衛殿とおきさ殿-見ればうら山しうて堪らぬ/浄瑠璃・今宮心中
仲介。仲裁。調停。また,その人。 「さう見受ましたから-に這入りました/歌舞伎・お染久松色読販」 〔「挨」も「拶」も押すことで,押し合う意から。もと禅宗用語で,が原義〕


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デジタル大辞泉の解説

あい‐さつ 【挨拶】
 
[名](スル)《「挨」は押す、「拶」は迫る意で、本来禅家門下の僧に押し問答して、その悟りの深浅を試すこと》
人に会ったときや別れるときなどに取り交わす礼にかなった動作言葉。「―を交わす」「時候の―」
会合の席や集会で、改まって祝意謝意などを述べること。また、その言葉。「来賓が―する」
相手に対して敬意や謝意などを表すこと。また、その動作や言葉。「転勤の―」「なんの―もない」
(「御挨拶」の形で)相手の非礼な言葉や態度を皮肉っていう語。「これは御―だね」
やくざ不良仲間で、仕返しをいう語。
争い事の中に立って仲裁すること。また、その人。「―は時の氏神
応答のしかた。口のきき方。「馴れたる―にて」〈浮・一代男・二〉
人と人との間柄。仲。「中川殿とこな様との―が」〈浄・五枚羽子板

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編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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世界大百科事典 第2版の解説

あいさつ【挨拶】 

俳諧用語。2句の唱和問答起源とする連句では,主客発句(第1句),亭主が脇(第2句)を担当し,挨拶をかわす心でよむ。時と所と状況をふまえて当座の儀にかなうことが挨拶の心だから,発句はまず眼前当季の景物をめで,脇もそらさず同季で応じる。常連のみの一でも,発句・脇の担当者は同様の心でよむ。その上で,状況に応じて称賛卑下などの寓意を託することもある。俳句季語をよみこむのは,その名ごりであるが,近代の独詠は脇を予想しない。

あいさつ【挨拶】 

人と人とが出会うとき,言葉や身ぶりのなんらかの儀礼的交換があるのがふつうである。いまデュルケーム宗教社会学概念を借りて(《宗教生活原初形態》1912),それらを〈消極的儀礼negative rite〉と〈積極的儀礼positive rite〉に分けることができるであろう。相手にみだりに近づく意図がないことを伝える接触回避しぐさ前者である。古来中国では,目上の人の前は小走りに通るのが礼とされた。


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日本文化いろは事典の解説

あいさつは世界共通行動ですが、その方法は国によって千差万別のようです。日本ではお辞儀が一般的ですが、タイではお辞儀の代わりに合掌を、ポリネシアでは鼻を使ってあいさつをします。また、今日の「おはよう」は「お早くから、ご苦労様でございます」などの略で、朝から働く人に対するねぎらいや気遣いの言葉でした。


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

挨拶
あいさつ

中世に日本に輸入された漢語で,元来禅宗において僧が問答を繰返し合う意味,また単に受け答えの意味として使われた。現在では他人に対して尊敬親愛気持を表わす動作,言葉,文面などを意味するようになっている。

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世界大百科事典内の挨拶の言及

【発句】より
…そもそもの起源が唱和問答にあったから,時節,場所がらなどの状況を巧みにとらえて相手に問いかけるのが発句本来の性格である。したがって,〈当季眼前〉の景物をよみこんで挨拶することが,長連歌においてもならいとなった。当然ながら一座の主賓格の人を立てることが多く,〈客発句とて昔は必ず客より挨拶第一に発句をなす〉といわれ,常連のみの集いでも発句をよむ者にはその気持が大切とされた。…
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挨拶に近い言葉→御挨拶|挨拶切る|挨拶行動|挨拶回り|《天使の挨拶》|挨拶語|挨拶付け|挨拶人|酒挨拶|真夜中への挨拶

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