デジタル大辞泉
「捐館」の意味・読み・例文・類語
えん‐かん〔‐クワン〕【×捐館】
《館を捐てて世を去る意》高貴な人の死去をいう語。〈下学集〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
えん‐かん ‥クヮン【捐館】
〘名〙 (
住居を捐
(す)てて世を去るの意) 死去すること。また、その人。
[
補注]
漢籍では「捐
館舎」すなわち「館舎を捐つ」という形で
用例がある。「君卒然捐
二館舎
一、君雖
レ恨
レ於
レ臣、亦無
レ可
二奈何
一(
史記‐范雎伝)」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「捐館」の読み・字形・画数・意味
【捐館】えんかん(くわん)
やかたをすてる。貴人の死をいう。〔戦国策、趙二〕今奉陽君、舍を捐てたり。大王乃ち今然る後、士民と相ひ親しむことを得ん。字通「捐」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報