捕亡(読み)ホボウ

デジタル大辞泉 「捕亡」の意味・読み・例文・類語

ほ‐ぼう〔‐バウ〕【捕亡】

逃げる者や罪人をとらえること。また、その役。
「―を遣わしてかれを拘引なさんとするにぞ」〈染崎延房・近世紀聞〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「捕亡」の意味・読み・例文・類語

ほ‐ぼう ‥バウ【捕亡】

〘名〙
① 逃げるものを捕えること。また、その役。
続日本紀‐天平宝字八年(764)一〇月己卯「賊臣仲麻呂、凶狂悖、作逆逋亡」 〔史記‐呉王濞伝〕
② 明治初期、はじめ奥羽諸県に、後、全国に設置された地方官で、罪人を捕えることを任務とする判任官

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