捲上(読み)まくれあがる

精選版 日本国語大辞典 「捲上」の意味・読み・例文・類語

まくれ‐あが・る【捲上】

〘自ラ五(四)〙 まくれて上の方へあがる。
良人自白(1904‐06)〈木下尚江〉前「袖の翻(マク)れ揚(アガ)った儘の諸手で」

まくし‐あ・げる【捲上】

〘他ガ下一〙 まくしあ・ぐ 〘他ガ下二〙 まくって上へ上げる。上へ引き上げる。たくしあげる。
※黴(1911)〈徳田秋声〉一〇「両手で裾をまくしあげてゐた」

めくれ‐あが・る【捲上】

〘自ラ五(四)〙 めくれて上の方にあがる。まくれあがる。
上海(1928‐31)〈横光利一二一「めくれ上ったローブの下で動く膝」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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