捲込(読み)まくれこむ

精選版 日本国語大辞典 「捲込」の意味・読み・例文・類語

まくれ‐こ・む【捲込】

〘自マ四〙 内側へ巻いてはいる。巻きこんだ状態になる。
※城の崎にて(1917)〈志賀直哉〉「前へついてゐた両の前足の指が内へまくれ込むと」

めくれ‐こ・む【捲込】

〘自マ四〙 内部の方へめくれる。めくれてはいる。
※雑俳・末摘花(1776‐1801)初「なりひらはめくれこむのをやっといれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android