嫡流(読み)チャクリュウ

デジタル大辞泉 「嫡流」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐りゅう〔‐リウ〕【嫡流】

家督を受け伝えていく家柄正統血筋。「源氏嫡流
[類語]直系正統

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精選版 日本国語大辞典 「嫡流」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐りゅう‥リウ【嫡流】

  1. 〘 名詞 〙 嫡子から嫡子へと家督を伝えていく本家の血すじ。また、正統の血統。正統の流派嫡統正系てきりゅう。
    1. [初出の実例]「此宮は本院の御弟、慈覚大師の嫡流(チャクりう)にて」(出典:太平記(14C後)三〇)

てき‐りゅう‥リウ【嫡流】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「てき」は「嫡」の漢音 ) 代々嫡子(ちゃくし)によって血筋を伝えてきた正しい家系。ちゃくりゅう。

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普及版 字通 「嫡流」の読み・字形・画数・意味

【嫡流】てきりゆう

正統。

字通「嫡」の項目を見る

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