掌珍論(読み)しょうちんろん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「掌珍論」の意味・わかりやすい解説

掌珍論
しょうちんろん

正しくは『大乗掌珍論』。インド清弁 (しょうべん) 著。2巻。唐の玄奘漢訳 (649) 。外道部派仏教謬見を論破して大乗空宗の要義論述。本書中に立てられた量は掌珍比量または清弁比量と呼ばれる。

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