掘・彫(読み)ほれる

精選版 日本国語大辞典 「掘・彫」の意味・読み・例文・類語

ほ・れる【掘・彫】

〘自ラ下一〙 ほ・る 〘自ラ下二〙
土地などが自然にうがたれてくぼまる。
太平記(14C後)三一夕立に掘(ホレ)たる片岸の有けるを」
② 土地がうがたれて、植物の根などが露出する。
浮世草子武家義理物語(1688)三「古代稀なる洪水岸根の松柳もほれて」
③ 皺などが深くきざまれる。
※村の次男(1934)〈和田伝〉六「皺ばかりけはしく彫れたその顔を」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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