壁、柱などの釘(くぎ)に花器を掛けていけるいけ花の形式。『仙伝抄(せんでんしょう)』や『文阿弥花伝書(もんあみかでんしょ)』などに、「柱花瓶(はしらかびん)の花」「なげしの花」についての秘伝文が伝えられていて、いけ花が誕生したとき、すでに掛け花がくふうされていたことが知られる。たてはな(立花)が式正(しきしょう)の花として飾られたのに対し、掛け花や釣花は自由な挿法のものとして茶の流行とともに盛んとなり、竹、籠(かご)、ひょうたんなどの花器を用いた掛け花が多くなった。当初は素朴であった作風もしだいに華やかさを加え、やがて生花様式に取り入れられて、掛け花として一つの形式を生むようになった。花材はおもにしだれものが用いられる。
[北條明直]
発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...
5/20 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫を追加
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新