掛先(読み)カケサキ

デジタル大辞泉 「掛先」の意味・読み・例文・類語

かけ‐さき【掛(け)先】

掛け売り代金を受け取るべき得意先。また、その代金。
二葉やのおかくしんから落込んで、―を残らず使い込み」〈一葉にごりえ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掛先」の意味・読み・例文・類語

かけ‐さき【掛先】

〘名〙 掛売りの代金をとるべき得意先。また、その代金。
浮世草子日本新永代蔵(1713)三「又いかに商があればとて、掛さきとどこほりては」

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