子賤(ふくしせん)、
二人をして書せしむ。
方(まさ)に將に書せんとす。
子賤、旁(かたは)らより時に其の肘(ひぢ)を掣搖(せいえう)す。
之れを書すること善からず。~
甚だ之れを患(うれ)ひ、辭して歸らんと
ふ。~魯君太息して
じて曰く、
子此れを以て寡人の不
を諫むるなりと。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報
…聖書にはキュビトとしてみえ,〈普通のキュビト〉(45cm)と〈神聖キュビト〉(52cm)などが知られている。 魯の哀公に仕えた宓子賤(ふくしせん)が哀公の側近を〈掣肘(せいちゆう)〉して拙い字を書かせ,宓の政治に容喙(ようかい)することの愚を公に悟らせた(《呂氏春秋》)ように,肘を抑えれば強力な肩の筋群の動きを乱せることは梃子(てこ)の原理をひくまでもない。人相学では黒子(ほくろ)が肘頭部にあれば災厄を招きやすく,肘の上にあっても病が多いが,肘の下にあれば富相となり,肘窩にあれば技量に長(た)けるなどと言う。…
※「掣肘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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