措弁(読み)ソベン

デジタル大辞泉 「措弁」の意味・読み・例文・類語

そ‐べん【措弁/措×辨】

[名](スル)物事をうまく取りはからい、処置すること。
百事を―し得るの人物なれば」〈竜渓経国美談

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精選版 日本国語大辞典 「措弁」の意味・読み・例文・類語

そ‐べん【措弁・措辨】

  1. 〘 名詞 〙 物事を、うまくとりさばき処置をすること。適切な措置を講じること。
    1. [初出の実例]「譬如富貴家供張有余、然後数十百客不一レ措辨」(出典五山堂詩話(1807‐16)一)
    2. 「抜群の精神を振ひ、百事を措辨する、常人の比に非ず」(出典:玉石志林(1861‐64)二)
    3. [その他の文献]〔福恵全書‐清丈部・清丈余論〕

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