掴投(読み)つかみなげ

精選版 日本国語大辞典 「掴投」の意味・読み・例文・類語

つかみ‐なげ【掴投】

〘名〙
① つかんで投げること。
相撲のきまり手の一つ相手のまわしをつかんでそのままつり上げてから、手を離して相手を投げ捨てる技。普通の投げ技は右から左へ、左から右へと投げるが、これは、右から右へ、左から左へというように、つかみ上げてから、落とし投げる技で、実力に差がなければきまりにくい。〔相撲講話(1919)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android