掴掛(読み)つかみかかる

精選版 日本国語大辞典 「掴掛」の意味・読み・例文・類語

つかみ‐かか・る【掴掛】

〘自ラ五(四)〙 いきおいよく組みついていく。おそいかかる。
万葉(8C後)四・六九五「恋は今は有らじと吾(あれ)は念(おも)へるを何処(いづく)の恋そ附見繋(つかみかかれ)る」
※くれの廿八日(1898)〈内田魯庵〉六「握みかからうとする権幕で」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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