掻手折(読み)かいたおり

精選版 日本国語大辞典 「掻手折」の意味・読み・例文・類語

かい‐たおり ‥たをり【掻手折】

〘名〙 折れ曲がること。特に道の折れ曲がった所。曲がり道。
古事談(1212‐15頃)二「帥殿(そちどの)之牛、逸物(いちもつ)にて、辻のかいたをりなどをありきまはりければ」

かい‐たお・る ‥たをる【掻手折】

〘自ラ四〙 =かいおる(掻折)
海道記(1223頃)序「粟田口の堀道を、南にかひたをりて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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