掻い綰む(読み)かいわぐむ

精選版 日本国語大辞典 「掻い綰む」の意味・読み・例文・類語

かい‐わぐ・む【掻綰】

  1. 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 ( 「かい」は接頭語 ) 輪のように曲げて丸くする。曲げて輪にする。また、まるめこむ。かいわがぬ。わぐむ。わがぬ。
    1. [初出の実例]「良(らう)中将朝臣(あそん)は、下の袴(はかま)をきて、みなかいわぐみて走らるめりし」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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