揉上(読み)もみあげる

精選版 日本国語大辞典 「揉上」の意味・読み・例文・類語

もみ‐あ・げる【揉上】

〘他ガ下一〙 もみあ・ぐ 〘他ガ下二〙 下から上へ揉む。毛などの細い物を何本かいっしょに下から上へとこすり合わせるようにして、一本にする。
※俳諧・類柑子(1707)中「伊勢が鞍三途にかかるつづら折〈沾洲〉 龍の尾ぶりはもみ上た錐〈其角〉」

もみ‐あげ【揉上】

〘名〙 鬢(びん)の毛が耳に沿って細くはえ下がった部分
御触書寛保集成‐四八・貞享五(1688)八月「中ひんもみあけ少有」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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