揉み拉く(読み)モミシダク

デジタル大辞泉 「揉み拉く」の意味・読み・例文・類語

もみ‐しだ・く【×揉み拉く】

[動カ五(四)]よくもむ。もんでしわくちゃにする。「紙を―・いてやわらかくする」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「揉み拉く」の意味・読み・例文・類語

もみ‐しだ・く【揉拉】

  1. 〘 他動詞 カ行五(四) 〙
  2. 揉んでしわくちゃにする。
    1. [初出の実例]「白絹の寝巻をさんざん揉みしだいて」(出典:唐人お吉(1928)〈十一谷義三郎〉一)
  3. 気持感情などを混乱させる。激しく動揺させる。
    1. [初出の実例]「あとからあとからの涙が、綾子の胸を揉(モ)しだいた」(出典:ある死・次の死(1921)〈佐佐木茂索〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android