揚ギセル(読み)あげギセル

精選版 日本国語大辞典 「揚ギセル」の意味・読み・例文・類語

あげ‐ギセル【揚ギセル】

〘名〙 (キセルkhsier) キセルの雁首(がんくび)を上のほうに向けて持つこと。得意になって、ゆったりとかまえてみせるさまなどにいう。
洒落本・夜半茶漬(1788)「うぬがあひかたうわさをすることも知らねへで、あげぎせるで居る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android