揚戸(読み)アゲド

デジタル大辞泉 「揚戸」の意味・読み・例文・類語

あげ‐ど【揚(げ)戸】

縦溝に沿って上下に開閉する戸。
戸の上端に蝶番ちょうつがいなどを取り付け、つり上げて開ける戸。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「揚戸」の意味・読み・例文・類語

あげ‐ど【揚戸】

〘名〙
① 縦みぞに沿って上下に開閉する戸。
舞姫(1906)〈与謝野晶子〉「春の月椽の揚戸(アゲド)の重からば逢はで帰らむ歌うたへ君」
上部蝶番(ちょうつがい)などで取り付けてあり、上の方に釣り上げるようにして開く戸。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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