揚縁(読み)アゲエン

デジタル大辞泉 「揚縁」の意味・読み・例文・類語

あげ‐えん【揚(げ)縁】

商家店先などに、つり上げられるようにつくられた縁。夜には、それを上げて戸の代わりとする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「揚縁」の意味・読み・例文・類語

あげ‐えん【揚縁】

〘名〙 商家の店先などにあって、釣りあげるようにつくった濡縁(ぬれえん)。夜は立てて戸の代わりとして用いた。揚店(あげみせ)
洒落本通言総籬(1787)二「あげゑんの下から犬がのびをして出る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android