握符(読み)あくふ

精選版 日本国語大辞典 「握符」の意味・読み・例文・類語

あく‐ふ【握符】

〘名〙 (「符」は天子たるべきものに降るとされる天命しるし) 天子の位につくこと。転じて、天子の位。
本朝文粋(1060頃)一四・宇多院為河原左大臣没後修諷誦文〈紀在昌〉「朕昔為握符之尊、卿亦為和羹之佐」 〔沈約‐斉故安陸昭王碑〕

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普及版 字通 「握符」の読み・字形・画数・意味

【握符】あくふ

握図

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