損て得とる(読み)そんしてとくとる

精選版 日本国語大辞典 「損て得とる」の意味・読み・例文・類語

そんし【損】 て 得(とく)とる

一時的には損をしても、それを元に将来の大きな利益を考える。〔俚言集覧(1797頃)〕
夫婦善哉(1940)〈織田作之助〉「切身で釣って、丸口で儲けるんや。損して得(トク)とれや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android