携持(読み)ケイジ

デジタル大辞泉 「携持」の意味・読み・例文・類語

けい‐じ〔‐ヂ〕【携持】

[名](スル)たずさえ持つこと。
時計を―する者僅に官吏二人のみ」〈新聞雑誌二四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「携持」の意味・読み・例文・類語

けい‐じ‥ヂ【携持】

  1. 〘 名詞 〙 身につけて持つこと。携帯。
    1. [初出の実例]「万歳藤為随手。携持乗興弄潺湲」(出典:江吏部集(1010‐11頃)上・妹妋山下卜居)
    2. 「時計を携持する者僅に官吏二人のみと云」(出典:新聞雑誌‐二四号・明治四年(1871)一二月)
    3. [その他の文献]〔書経‐召誥〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「携持」の読み・字形・画数・意味

【携持】けいじ(ぢ)

たずさえる。伴う。〔後漢書、逸民伝序〕室中ごろにして、王位を(うば)ふ。士の(うんしゃ)なるも義すること甚だし。是の時、裂冠毀冕、相ひ攜持して之れを去る、蓋(けだ)し數ふるに(た)ふべからず。

字通「携」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android