搾取説(読み)さくしゅせつ

精選版 日本国語大辞典 「搾取説」の意味・読み・例文・類語

さくしゅ‐せつ【搾取説】

〘名〙 賃金に関する経済学説の一つ。労働者が生産し、賃金として受け取る価値量よりも多くの労働価値を支出したものを、剰余価値として資本が搾取するというもの。イギリスゴドウィンチャールズ=ホールによって主張され、ドイツのマルクスらにより明確にされた。〔いろは引現代語大辞典(1931)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android