撫で傅く(読み)ナデカシズク

デジタル大辞泉 「撫で傅く」の意味・読み・例文・類語

なで‐かしず・く〔‐かしづく〕【×撫で×傅く】

[動カ四]なでるように大切に世話をする。かわいがって育てる。
「明け暮れまもりて、―・くこと限りなし」〈東屋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「撫で傅く」の意味・読み・例文・類語

なで‐かしず・く‥かしづく【撫傅】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 撫でるように大事に世話をする。かわいがって育てる。
    1. [初出の実例]「帝王の、かぎりなく愛しきものにし給ひ、さばかりなでかしづき、身にかへておぼしたりしかど」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android