播遷(読み)はせん

精選版 日本国語大辞典 「播遷」の意味・読み・例文・類語

は‐せん【播遷】

〘名〙 遠くをさすらうこと。遠国をさまよい歩くこと。
日本外史(1827)一八「官軍数失利、帝播遷南山
佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉六「制を外臣に受け先王播遷の後、徒に虚器を擁するのみ」 〔列子‐湯問〕

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普及版 字通 「播遷」の読み・字形・画数・意味

【播遷】はせん

播越。〔列子、湯問〕伯の國に大人り、足を擧ぐること數に盈(み)たずして五山に曁(およ)ぶ。代輿(たいよ)・員(ゑんけう)の二山北極れ、大に沈む。仙の播する計(ばかり)。

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