擬制(法律)(読み)ぎせい

百科事典マイペディア 「擬制(法律)」の意味・わかりやすい解説

擬制(法律)【ぎせい】

実際には違うものを法的には同一であるかのようにみなして,同一の法的効果を与え,反証を許さないこと。電気物質ではないが盗電については財物とみなして窃盗罪を適用する(刑法245条)など。法律上は〈看做(みな)す〉という用語が使われる。
→関連項目血族

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