(読み)カク

デジタル大辞泉 「攪」の意味・読み・例文・類語

かく【攪】[漢字項目]

[音]カク(慣) コウカウ)(漢)
かきみだす。かきまわす。「攪拌かくはん攪乱かくらん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「攪」の意味・読み・例文・類語

ほだ・てる【攪】

〘他タ下一〙
液体に物を入れてかきまぜる。攪拌(かくはん)する。
洒落本・禁現大福帳(1755)序「茶碗の水に鍋炭ほだてて押付られ」
② 火などをかきたてる。
※雑俳・歌羅衣(1834‐44)七「入れる側から喰ふ鍋のほだてる火」
ほこりなどをたてる。
※平凡(1907)〈二葉亭四迷五四小女(ちび)のは掃除するのぢゃなくて、埃をほだてて行くのだから」

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