改札(読み)カイサツ

デジタル大辞泉 「改札」の意味・読み・例文・類語

かい‐さつ【改札】

[名](スル)
駅の出入り口列車内で、乗客切符などを調べること。「列車の発着時に改札する」「改札係」
改札口」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「改札」の意味・読み・例文・類語

かい‐さつ【改札】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 駅のホームへの出入口などで、乗車券入場券などを調べてはさみを入れたり、定期乗車券検査をしたりすること。
    1. [初出の実例]「今日は岡田が休んだので、私は改札もしなければならないのだ」(出典:駅夫日記(1907)〈白柳秀湖〉七)
  3. かいさつぐち(改札口)」「かいさつがかり(改札係)」の略。
    1. [初出の実例]「改札はこの二人の乗客を苦苦しげに見やりながら」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)

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世界大百科事典(旧版)内の改札の言及

【自動出改札】より

…鉄道などにおいて,旅客営業の主なる業務の一つである乗車券などの発売(出札),検査・入鋏(にゆうきよう)(改札)および回収(集札)の業務を機械によって自動化すること。出札における自動券売機,乗車券(定期券を含む)印刷発行機,改札における自動改札機,自動精算券売機,精算券印刷発行機などの自動化機械が実用化されている。…

※「改札」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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