攻取(読み)せめとる

精選版 日本国語大辞典 「攻取」の意味・読み・例文・類語

せめ‐と・る【攻取】

〘他ラ五(四)〙 攻めて奪い取る。
史記抄(1477)五「是以諸侯が我々に政を力めてうでもちにし、攻め取て」
※ぎやどぺかどる(1599)上「敵の城を攻とらんとては」

こう‐しゅ【攻取】

〘名〙 攻めて取ること。
※文明本節用集(室町中)「攻取(コウシュ)之国、務(つとめて)先養民〔三略〕」 〔史記‐春申君伝〕

せめ‐どり【攻取】

〘名〙 囲碁で、相手の石が取れてはいるが、自分の石も生きていないので、ダメが詰まってくると打ち上げなければならないこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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