攻口(読み)セメクチ

デジタル大辞泉 「攻口」の意味・読み・例文・類語

せめ‐くち【攻(め)口】

《「せめぐち」とも》
攻めかかる所。攻め入る場所
攻め方。攻めるやり方。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「攻口」の意味・読み・例文・類語

せめ‐くち【攻口】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「せめぐち」とも )
  2. 攻めかかる所。攻め入る所。また、突破口
    1. [初出の実例]「諸方の攻(セメ)口皆破れて」(出典:太平記(14C後)一〇)
    2. 「各攻口(セメグチ)へ兵を分け」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉三)
  3. せめかた。せめるやりかた。
    1. [初出の実例]「さびし成り・責口ゆるむ軍書よみ」(出典:雑俳・手ひきぐさ(1824))

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