放散痛(読み)ほうさんつう

生活習慣病用語辞典 「放散痛」の解説

放散痛

広く外側へ散らばるような痛みのことです。心臓原因の場合、狭心症心筋梗塞などで起きた刺激が心臓だけに定まらず、周囲に散らばります。痛みの部位は、左肩左手腹部あごや歯などがあります。

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世界大百科事典(旧版)内の放散痛の言及

【腹痛】より

…腹膜炎が代表的な病気であり,緊急手術を必要とすることが多い。第3は,放散痛といわれる腹痛である。胆石症の場合に右肩に痛みを感じたり,尿管結石では尿道や足に痛みが走ることなどがそれである。…

※「放散痛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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