故敵・古敵(読み)こてき

精選版 日本国語大辞典 「故敵・古敵」の意味・読み・例文・類語

こ‐てき【故敵・古敵】

〘名〙
① 古くからのかたき。
太平記(14C後)三二「是は山門の故(コ)敵、〈略〉是を討留よ」
② 鎌倉・室町時代、過去訴訟相手方をいう。
※薩摩国分寺文書‐元亨三年(1323)一一月日・国分友貞申状「至守護人者、為古敵当敵之条、備支証於本解状、令訴申之上者、可各別人

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