故混馬鹿集(読み)ココンバカシュウ

デジタル大辞泉 「故混馬鹿集」の意味・読み・例文・類語

ここんばかしゅう〔ココンばかシフ〕【故混馬鹿集】

江戸後期の狂歌集。20巻2冊。朱楽菅江あけらかんこう編。天明4年(1784)刊。体裁古今和歌集にまねて、天明調狂歌の典型を示したもの。

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精選版 日本国語大辞典 「故混馬鹿集」の意味・読み・例文・類語

ここんばかしゅうココンばかシフ【故混馬鹿集】

  1. 江戸時代の狂歌集。二〇巻二冊。朱楽菅江(あけらかんこう)撰。天明五年(一七八五)刊。撰者四方赤良(よものあから)唐衣橘洲(からごろもきっしゅう)らの狂歌千百余首を四季その他二〇部に分類し収める。菅江仮名序、赤良の真名序を添えるなど、その体裁を「古今和歌集」に真似る。天明調狂歌の典型を示すもの。一名「狂言鶯蛙(おうあ)集」。

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