教場(読み)キョウジョウ

デジタル大辞泉 「教場」の意味・読み・例文・類語

きょう‐じょう〔ケウヂヤウ〕【教場】

教室
「―の方が急にがやがやする」〈漱石坊っちゃん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「教場」の意味・読み・例文・類語

きょう‐じょうケウヂャウ【教場】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 武術を教習するところ。練兵場講武所。〔楊巨源‐贈隣家老将詩〕
  3. 学問を教える場所。特に、学校で教授する室。教室。
    1. [初出の実例]「学校課業時限の外に於て教場を通用するを許す」(出典:和蘭学制(1869)〈内田正雄訳〉小学条例)
    2. 「教場の方が急にがやがやする」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「教場」の解説

教場

長岡弘樹の小説雑誌「STORY BOX」に2009年から2011年にかけて断続的に連載した「初任」を改稿・改題して2013年に刊行警察学校舞台とするミステリー。2020年、2021年にフジテレビ系列でスペシャルドラマが放映された。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

普及版 字通 「教場」の読み・字形・画数・意味

【教場】きようじよう

講武所。

字通「教」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android