敢無なる(読み)あえなくなる

精選版 日本国語大辞典 「敢無なる」の意味・読み・例文・類語

あえなく【敢無】 なる

「死ぬ」を間接的にいう。はかなくなる。
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)一「后をおほひかこへ共、運の極(きはめ)や胸いたに、はっしと当り玉の緒もきれてあへなく成給ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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