散善(読み)さんぜん

世界大百科事典(旧版)内の散善の言及

【観無量寿経】より

…その内容はふつう定散二善と呼ばれる。定善は13種の観法によって阿弥陀仏(無量寿)とその浄土を観想することで,散善は浄土に往生する9種の方法(九品)を述べる。特にその最下(下品下生)において,悪人が称名念仏によって往生することを説き,中国・日本の浄土教に大きな影響を与えた。…

※「散善」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android